奥義:ゼロ点:by ニーチェ応用編:ステージ7
- mikihito hayashi
- Sep 30, 2024
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奥義:ゼロ点:by ニーチェ応用編:ステージ7
ゼロ点にするとは、不幸な事も全て、運命と思って、受け入れ、過去を振り返らず、一歩ずつ前に歩き出そうとする状態。 受け入れる:過去のことは、自分のコントロール外です。そういったことに、後悔や恨みを抱いても仕方がないし、ムダなエネルギー消費です。受け入れた時点で、ムダなエネルギー消費がなくなり、人間の持っているエネルギーは、プラスのことに使われていきます。また、心的外傷後成長(PTG)で述べたように、不幸なことを経験して、逆に、そのことに対する膨大な陰性エネルギーを、別のことに、昇華もしくは転化することで、人は成長できたり、莫大なエネルギーを得る事ができます。エネルギーは、詳しく言うと心的エネルギーです。意識下にある心的エネルギーは、すべての行動のもとになります。膨大なエネルギーを得ることは、何でも、今までできなかったことでもできるエネルギーを得るということです。 受け入れるときの1つのヒントが、イギリスのことわざです。得るものがあれば失うものがある。逆に言えば、失うものがあれば得るものがあるというものです。どんなことでも、幸運を得たら、何かを失っています。逆に不幸になったら、逆に何かを得ます。究極的には、不幸が起ころうが、幸福が起ころうが、プラスマイナスゼロだろうと思いますが、まだそこまでは完全に証明できていません。もし、それに至るまでは、深い洞察と、長期的な視点が必要です。わかりやすい簡単な例で言うと、家を買うということは、幸せですが、お金を失っています。成績が良くなるは幸福なことですが、裏を返せば、成績が良くなるためにたくさんの時間を使い、その他の事を犠牲にしており、犠牲にされたことが失ったものです。母親が亡くなる事は最大限不幸ですが、得るものは、自分の自立です。その他細かいこともありますが。 ゼロ点にできれば、そこから、新しい価値観を見つければ、すべてプラスのことになります。 私は、最近家族にやさしくなりました。ニーチェの言う永劫回帰が、最近できるようになったからです。たとえ家族にも理解されなかったとしても、今の私は、そのおかげで、成長することが出来たからです。だから、何度同じ人生を繰り返しても、同じ家族で、同じ体験をしたいです。PTGができるようになると、試練はむしろ、喜ばしいことなのです。
2023-07-18 13:42:57