ふれあいととまどいと友情と慕情と・・あの時の手のぬくもりを何故か思い出す・・
- Jan 25, 2024
- 2 min read
ふれあいととまどいと友情と慕情と・・あの時の手のぬくもりを何故か思い出す・・
彼女は5歳くらい年上だった。
女性との会話が苦手な僕だったけど
不思議と彼女には何でも話すことができた。
僕は彼女の事を姉のように思っていた。
僕は子供のように、検査依頼の紙を出して
またすぐひっこめた。彼女は言った。
子供みたないことしないでください。
いたずらに真剣に怒るその反応がとても面白かった。
僕は調子に乗って、子供っぽいいたずらを繰り返した。
もういい加減にしてください。
彼女はいつも、まじめに怒る。
その時は気が付かなかった。あの心に。
ある時2次会に誘われた。僕は帰ろうとした。
彼女は2次会に行くグループにいた。
その時、彼女が僕に、行こうよと
僕の手を強く握った。
その時僕は戸惑った。
彼女は姉のような感じで思っていた。
一瞬の間に走馬灯のように過去の彼女の言葉や姿が駆け巡り、
ようやくその時初めて彼女の気持ちを知った。
翌日から彼女との会話は気まずくなった。
以前のようないたずらはなくなり事務的な会話になっていった。
いつの間にか僕は彼女を女性としてみるようになっていったかもしれない。
しかし僕は年齢が違うと自分に言い聞かせていた。
時は過ぎて、数年後、風の便りに、彼女は別の人と結婚したと聞いた。
何故かそれを聞いて少し悲しくなった僕。
彼女への自分の気持ちに気づいたのはその事を知った数年後だった。
今でも思うときがある。
運命の歯車が違って彼女と結婚していたらと。
何で早くその気持ちに気づいてやれなかったのかと。
そして、彼女が僕にもっと早く気持ちを言ってくれなかったのかと。
振り返っても仕方のない過去だとわかっていても
悲しい時、何故か彼女を思い返す。。。包まれるように愛される自分を想像しながら。。。
2024-01-14 21:06:01










